2011/11/21

定型は守ってくれない

短歌の定型は5・7・5・7・7だ。

僕は定型を破ることができない。

字余り、字足らず、破調は恐怖以外のなにものでもない。

冬眠から目覚めたばかりのシマリスのように臆病なのだ。

俳句の定型は5・7・5だ。

しかし僕は自由律俳句しか詠んだことがない。

はじめて読んだ俳句の本が「尾崎放哉全句集」だったからだろうか。

その後、「カキフライがないなら来なかった」や「まさかジープで来るとは」を読んで、

俳句の場合は、自由律=僕の定型ということになった。

やっぱり僕は定型を破ることができない。

草陰からライオンの食事を見守るハイエナのように臆病なのだ。

しくしく。

1 件のコメント:

  1. 師走平和なコンビニに神風特攻隊員全員無事帰還

    さっそく破ってみました。(きのした)

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