やっぱりおじいちゃんがサンタさんなんだ。
パーティーの途中でおじいちゃんがいなくなったことに、トーマスは気づいていました。
おじいちゃんがいなくなったあと、
部屋にプレゼントを持って入ってきたサンタクロースは、
よく見ると、やっぱりおじいちゃんでした。
でも、おじいちゃんががっかりすると思い、トーマスは気がつかない振りをしました。
トーマスは去年までは本当にサンタさんがいると信じていました。
それだけ、おとなになったのです。
トーマスは、本当にサンタクロースがいなかったことがわかって、
すこしさみしくも思いました。
トーマスは、本当にサンタクロースがいなかったことがわかって、
すこしさみしくも思いました。
だけど、トーマスにはまだわからないことがありました。
サンタクロースがプレゼントを置いて部屋から出て行った後も、おじいちゃんは、
明日の朝までずっと帰ってこないのです。
それから、60年。
今度はトーマスがパーティーの途中でいなくなる番です。
孫たちに気がつかれないように、そっと。
そして、トーマスもおじいちゃんと同じように、翌朝まで家に帰ってきません。
なぜ、トーマスは朝まで帰って来ないかって?
だって、世界中の子供たちが待っているからです。
そう、トーマスの本当の名前は、トーマス・トゥエル・ウル・サンタクロース。
今年も、もうすぐ日本にやってきます。
みなさま、メリークリスマス!
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