2012/02/29

おもいつき短歌

切り取り線にそってお切りください別れたふたりもう戻れない

おもいつき短歌

しなければならないことを数えないやっとひとりになれたのだから

2012/02/22

それでもまだ遅くない

いやー男と女の友情は成立するかって?

するに決まってんじゃん。

俺なんかさ、幼馴染とずっといっしょにいたのに、

なーんにも起きなかったんだぜ。

挙げ句の果てには結婚式でスピーチまでしてさ、

いやーいい友達だ。最高の女友達。

後悔?

もちろん、してる。

2012/02/21

勘違い

風邪で寝込んでいた俺は、久しぶりに学校へ行った。

教室に入るなりクラスのマドンナ優子ちゃんが悲鳴をあげた。

それに気付いたみんなも一斉に悲鳴をあげた。

どうした、どうしたんだ、みんな。

あ、そうか、俺、先週死んでたんだ。

2012/02/15

おもいつき短歌

骨ひとつ折れているのか たたまれた傘がししゃものようでかなしい

2012/02/13

2012/02/10

卒業

太陽を直視して目を閉じると、光の残像がまぶたの裏に浮かぶ。

私はそれを「もやもや君」と名付けた。

休み時間になると私は、何度も太陽を直視して「もやもや君」と遊んだ。

というわけで人間の友達はいませんでしたが、楽しい3年間でした。

ばるさん

やつらがそう簡単に死ぬと思いますか?

核戦争が起きたって生き残ると言われているんですよ。

でも、ご安心ください。

我々は霧状の薬を部屋中に散布して、やつらを透明にする装置を開発しました。

見えなければ、いないのと同じでしょう。

科学の勝利、いや、人類の勝利とも言える大発明ですよ、これは。

まだまだ続くよ

「衝撃映像100連発」という番組を観ていた。

100発目は生中継らしい。

画面に映し出されたのは、

布団に寝転んで番組を観ている私だった。

テロップでカウントダウンが始まった。

5・4・3・2・1・・・

ここでいったんCMが入った。

よい子はみんな天国行き

宇宙空間で放たれた一発の弾丸が、

数百年の時を越えて宇宙船の燃料タンクに着弾する。

しかし私は、そのとき既に天国にいるから罪に問われることはない。

完全犯罪とはそういうものだ。

帰郷

船外活動も終わり、私と先輩は地球を背に漫才を始めた。

暇だったのだ。先輩がボケる。

私は渾身の「なんでやねん!」を繰り出した。

先輩の胸に、私の手の甲が当たる。

先輩はその衝撃でゆっくりと後退していき、大気圏へと突入した。

おもいつき短歌

手をあげて横断歩道渡るとき彼はたしかに天使であった

2012/02/06

2012/02/04

おもいつき短歌

「お父さん、不可能だとは思うけど3・2・1で死んでくれない?」

2012/02/03

botを作ってみよう(3)

さて、今回作ったのは「限りなく透明に近いbot」。

透明に近い言葉をつぶやくbot。

「東名」「党名」「トーメン」・・・

今のところこのbotをフォローしたのは、「村上龍名言bot」だけだ。

また、つまらぬものを斬ってしまった。

2012/02/02

おもいつき短歌

「見えるかいあれが光の粒子だよ」「あれは雪だろ現実を見ろ」

おもいつき短歌

アラスカで行方不明になりながら叫べ「じーざす!さのばびっち!」と