2012/02/10

帰郷

船外活動も終わり、私と先輩は地球を背に漫才を始めた。

暇だったのだ。先輩がボケる。

私は渾身の「なんでやねん!」を繰り出した。

先輩の胸に、私の手の甲が当たる。

先輩はその衝撃でゆっくりと後退していき、大気圏へと突入した。

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